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[ 2010-10-17 ]
温故 漢方屋さん [京都府京都市上京区]
古くからある、漢方屋さん。長屋のうちの1軒だったが、一ずつ、建て替えられ、残る1軒に。
西陣の町並みに配慮した外見と、ドコに出しても恥ずかしくないような、和の空間を出しました。また、古い障子、柱等も混在するが、違和感ないような材料選びをしました。
本件は、ほとんど当事務所に任せていただいた形になり、当事務所としても、また、施主としても満足していただける形になりました。
施工等も当事務所で行った為、古い家の改装にありがちな突発的な対処や、変更等、又、予算の逆算によるサービス工事などが実現できたといえます。
施工:滝本一級建築士事務所+瀧本工務店
概要:
■古民家(長屋)再生
■木造2階
■その他
遮熱塗装(ネオス塗料)
無垢フローリング+オスモ塗装
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施行前台所:すでに土間に床を貼る等改装が施されていたが、だいぶ時代を経たようで・・・。
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床を貼りなおし、整理をして見ました。
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施工前:何度も手を加えられ、上から、上からの工事となっていた。床も落ち込みレベルも狂っていた。
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施工後:天井を落とし、新設。敷居レベルも直しました。障子は既存のものを仕様。
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施行前:店舗棚。商品を置く棚ですが、収納にしてほしいとの事。
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施工後:目隠しの戸をつけてみました。
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施工前:和室壁・・・土壁の上から化粧合板が張られていた。
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施工後:壁を落とし、開口部を、その隣は過ぎの合板。厚さ30mmで薄く、強く。
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施工前:看板は古く、飛ばされそうなので取り外し。エアコン外機の目隠しを取り付けて欲しいとの事
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施工後:外部窓や、建具を木製化、西陣の町らしいように配慮。格子がスカスカなのは、店主の希望。
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施行前:南側が鋼製折板の為に日差しが強い時期は暑い事に・・・。
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施工中:解体すると隙間があるので、少しでも断熱材を入れる。
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施工後:鋼製折板を張替え。荷重が掛かるので、軽い折板を使わざるを得ない場合も。しかし、断熱材が聞いたのか、以前よりは涼しくなったとの事。
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施工前:トイレ。小便器と洋便器が・・。
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施工後:トイレ。ふたり住まいなので、統一化。広く使えるようにした。
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