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[ 2012-10-01 ]
梅の窓がある店 [京都府京都市]
施主様のお話を踏まえ提案させていただきました。
また施主様が建築家、藤井厚ニ氏を敬愛されているということで、建築環境の考え方を受け継ぎ計画させていただきました。
小さい坪数ですが、準防火地域で入口に木製建具を用いたり、セットバックのないままに塀を設置するなど、いろいろ知恵を絞った建物になりました。
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とび石を設置しましたが、段差がないよう気を配りました。右下に見えるのは窓で、ここからこの土間の冷気を室内に入れます。
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先述の冷気を作る為、日光は入れず、風だけ取り入れて。左下に見えるのは玄関戸。
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玄関を入ると待合に。
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カウンター席のみのお店。天井には和紙を使用。赤い壁は顔料を入れた漆喰。
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カウンター内より客席側を。カウンターは施主様が一番こだわったところで私が一番勉強させていただいた処です。
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階段室を見上げる。ハイサイドライト(高窓)が光をやさしく落とします。
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階段吹抜けを見下げる。あえて真ん中の柱を残し、町屋の風合いを演出しました。
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トイレ。化粧室の意味合いもあり広く計画しました。
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手洗い。ここだけのためにしつらえました。
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